コラム

線維芽細胞とFGF・IGF

「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」をご存じでしょうか。線維芽細胞は、お肌の真皮にある細胞で、お肌の美しさやハリを生みだす要となる細胞。この細胞を活性化させることで、健康的で若々しい肌をキープすることができるのです。

線維芽細胞はお肌のうるおいとハリを生む源

肌の弾力を保っているのは、表皮の下にある真皮コラーゲン線維エラスチン線維などです。
それらの物質を生み出しているのが線維芽細胞と呼ばれるもの。

真皮の構造図

糖化・架橋化図

一般的に健康な真皮のコラーゲン線維の割合は70%くらいと言われています。コラーゲン線維などは、作られては分解されることを繰り返しています。
この代謝は表皮と同様に、年齢と共に遅くなっていくので、糖化(※1)や架橋化(※2)が進むと、さらに代謝されにくくなり、弾力が失われ、シワやたるみの原因となります。

※1:糖化/コラーゲンなどのタンパク質は血中内の糖と結びついて変性・劣化する生体反応のこと

※2:架橋化/真皮層まで達したUVによって活性化されたタンパク質同士が結びついて変性すること

線維芽細胞を活性化するFGFやIGF

美容と深い関わり合いをもつFGF(エフジーエフ)やIGF(アイジーエフ)は、もともと体内で分泌されているもの。

FGFの多くは線維芽細胞に受容(※3)され、IGFはどの細胞にも受容されます。受容されると線維芽細胞が活性され、コラーゲン線維やエラスチン線維などを作り出すのです。ただ、このFGFやIGFの分泌量も、年齢と共に減少していくことがわかっています。FGFやIGFが減少すると線維芽細胞の増殖が遅くなり、コラーゲンの分泌も減少しシワやたるみの原因を作ります。

FGFやIGFで線維芽細胞を活性化させて、艶やかでハリのある若々しい肌を保ってくださいね。

※3:受容/受け入れて信号を飛ばすこと

コラーゲン形成にタンパク質とビタミンが必須

美しい肌を保つためには、日頃の食生活も重要です。皮膚はもちろん髪や爪も、タンパク質がないと作られません。
とくにコラーゲンを形成するのは、タンパク質とビタミンC。肉や魚など良質なタンパク質を摂取し、フルーツや野菜などにビタミンCは多く含まれています。

若々しくて、きれいな肌には、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの分泌を促すFGFやIGFに加え、バランスのとれた食事も大切なんですね。年齢と共に減少してしまうFGFやIGFは、リルジュでしっかり補いましょう。