お肌の化学

グロースファクター

グロースファクターの働き

グロースファクターとは、細胞に増殖を働きかけるタンパク質群のことです。細胞膜上にある受容体にグロースファクターが取り込まれることで、核に情報が伝達され、細胞が増殖します。

人間の体内では、常に様々なグロースファクターが分泌されていて代謝を促しています。肌細胞も、このグロースファクターによって代謝が維持されています。

しかし、これらグロースファクターの分泌量は、加齢とともに減少していくことが解っています。

鍵と鍵穴の関係

グロースファクターには、EGF(表皮細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)など、様々な種類があります。

そして、これらを受け取る受容体は、いわば「鍵と鍵穴の関係」となっており、特定のグロースファクターしか受けることができません。

そして、ケラチン細胞などの表皮細胞はEGF の受容体を多く持ち、真皮の線維芽細胞はFGFの受容体を多く持っているのです。

そのため、EGF は表皮を、FGF は真皮を活性化する役割を担うことになります。

グロースファクターの「鍵と鍵穴の関係」のイメージ