お肌の化学

真皮について ②

しわの形成

加齢するに従って線維芽細胞の働きが悪くなると、細胞外マトリクス(コラーゲンなど)の産生が弱まる一方、これを分解する酵素の活性はむしろ増加するため、細胞外マトリクスの量が減少し、内的なしわの発生要因となります。

ここに表情筋を動かすなどの力が加わると、弾力のなくなった真皮では、十分な形状回復をすることができず、その部分がしわとなって固定化します。

シワの中の状態

たるみの形成

真皮は、表皮と皮下組織を復元力に富んだ弾力で結びつけ、人間の外見を形成しています。外的な力によって変形してもすぐに元に戻るのは真皮層が弾力に富んでいるためです。

加齢によって真皮層の弾力が失われていくと、皮下組織の重力による圧力に耐え切れず、伸びきった状態へと変化します。

これがたるみとして外見を変化させます。

ですから、線維芽細胞の活動を活性化させれば、真皮の弾力が維持され、しわやたるみの発生はある程度抑制されます。

真皮が元気な状態と、弾力がなくなり真皮が伸びきった状態(たるみ)