COLUMN
まつ毛が伸びないのはまつ毛の寿命が原因かも?
- ナレッジ
20.Jul.2022
まつ毛について、こんな経験はありませんか?
「まつげエクステをしていたらまつ毛が減ってしまった。」「以前よりもまつ毛の長さが伸びなくなった。」
まつ毛が増えない・伸びないと思った事がある方は、まつ毛の寿命が大きく関わっているかもしれません。まつ毛の寿命には個人差がありますが、少なからずまつ毛エクステやまつげパーマ施術をすることで自まつ毛に負担がかかり、寿命が短くなってしまいます。
では、寿命とは何でしょうか?
【まつ毛の寿命】
日本人のまつ毛は一般的に上まつ毛は両目で約 180 ~ 250 本で、下まつげは約 50 本~ 100 本と言われています。まつ毛は1日に平均で 4、5 本は抜け落ちていますが、全てのまつ毛が同じサイクルで生え変わるわけではなく、一定の周期で周囲の毛と調和を保ちながら抜け替わっています。個人差はありますが、生え変わる周期としては 4 週間~12 週間程度と言われ、これを毛周期と呼びます。
まつ毛の寿命(=毛周期)が短くなっているまつ毛は、毛を作り出す働きが衰えている可能性があります。
【毛を作り出す働きとは?】
まつ毛の毛根には、「毛母細胞」という 【毛を作り出す工場】があります。毛母細胞の周りには、毛の発育を促す「毛乳頭」という【司令塔】があり、この2つがあるからまつ毛が生えてくるのです。しかし、この2つの働きが衰えると毛周期が乱れ、成長期にまつ毛が十分に成長できなかったり、細胞分裂が弱まり成長スピードが落ち、短いまま抜けていってしまいます。
まつ毛を伸ばしたり、増やすには自まつ毛のケアを行い、寿命を延ばすことが大切です。まつ毛の寿命を短くするNG行為には、次のようなものがあります。
【NG行為】
・目元を擦る
まつ毛は髪の毛と違って皮膚の浅い部分に生えているため、擦るなどのちょっとした刺激で抜け落ちてしまいます。
・まつ毛エクステ・パーマを繰り返している
パーマやエクステ施術でまつ毛に負担がかかり、抜けやすくなります。エクステの場合は違和感から目元を掻いたり触ったりして、まつ毛が抜けてしまう事も。また、パーマは薬剤の刺激でまつ毛が傷んでしまい、抜けたり切れたりする原因に。まつ毛美容液を使ってケアをし、まつ毛をいたわりましょう。
・間違ったクレンジング
顔用のクレンジングでアイメイクを落としている人は要注意。 メイクを十分に落とせていなかったり、擦れでまつげの毛根に負担がかかり、毛周期に悪影響を与えてしまいます。 アイメイクは専用のリムーバーを使用しましょう。
・メイクを落とさず寝る
メイクを落とさずに寝ると皮脂の汚れが蓄積して、まつ毛ダニが繁殖し、脱毛の原因になる場合があります。
・ビューラーのゴムを交換していない
劣化したゴムを長期間使用すると、ゴムが固くなり、まつ毛に負担がかかります。 切れ毛や折れ毛の原因にもなるので、ゴムは2〜3カ月に一度交換するようにしましょう。
・睡眠不足
睡眠中はまつげが成長するタイミングのため、十分に眠れていないと健康なまつげが生えにくくなってしまいます。
【まつ毛の寿命を延ばすには?】
まつ毛の寿命を延ばすために、まず大切なことは これまでお伝えしたNG行為を行わないようにすることです。
また、まつ毛にとっても乾燥は大敵!アボカド油やコラーゲン、ヒアルロン酸などのうるおい成分でケアすることで、乾燥によるダメ-ジを最小限に抑えることができるでしょう。
ダメ-ジを受けたまつ毛に対して、まつ毛美容液で日常的にまつ毛を補修、保護するためのケアを行うことも大切です。
最近まつ毛が減ったな…と感じる方は気づかないうちにNG行為をしてしまっているかもしれません。是非ご自宅でのケアを見直してみてください。